縁あってアラジンのトースター
少し前までパンは、フィッシュロースターで焼いていた。フィッシュロースターは、魚だけでなくパン・ピザ・餅・揚げ物の温め直しに、と大変活躍しています。
が、毎日パンを食べている私は、もっと美味しいパン、つまり美味しく焼けるトースターというのが気になってはいた。パンを焼くだけなら1000円台から販売しているトースター。メーカーも価格も多種多様でネットで見てるとかえって迷ってしまって、フィッシュロースターで焼くパンに特段不満が無かったため、そのままにしていた。
アラジンのトースターを手に入れたきっかけは、5月25日のブログで紹介していますが、数十年前に母が集めたグリーンスタンプでの交換です。つまりタダで手に入れる事ができました。アラジンの公式HPのダイレクトショップでは22,000円での販売ですが、人気商品のためか今、4枚焼き用はSOLD OUTのようです。
各メーカーの高機種トースターはそれぞれに特徴がありますが、アラジンはレトロ感のある丸みをおびたフォルム、デジタル表示ではないつまみ式が私の好みとも合います。技術面では、熱伝導率の高いグラファイトヒーターの採用です。0.2秒で発熱するため予熱は要りません。280度という温度はオーブンレンジの中でも引けを取らず、トースターの中では最高なのではないかと思います。
よって、パンが焼きあがる時間が早く(トースター1枚で2分ほど)、外カリ・中フワで、同じパン(市販ではパスコ)でも全然違う、と毎日食べるたびに美味しさを実感しています。もう一枚食べたくなる誘惑を抑えるのがつらいくらい・・・。
付属のグリルパン(蓋付き)を使えば幅広い料理も可能で、ご飯も炊けちゃいます。美しいレシピ本も付いています。昨年オーブンレンジを買い替えましたが、このトースターを先に手に入れていたら、電子レンジだけ購入したかも、と思います。少人数家族やあまりオーブンで本格的な料理をしない人ならアラジンのグラファイトグリルトースターで十分かと思います。
スタンプを貯めていてくれた母~それを見つけ捨てずに交換冊子を完成させた私~グリーンスタンプさんの品揃えの中のアラジン。出会うべくして出会った“縁”。
ブックカバーこだわってますか
「ブックカバーをお掛けしますか?」
本を購入する時レジで、書店名の入った紙カバーの是非を聞かれます。私はブックカバー(単行本向け)を持っているので、いつも辞退しています。
4年ほど前にネットで名刺入れを探していた時、注文を受けてから制作する作家さんのサイトに出会いました。その中にブックカバーの見本があり、どうしても欲しくなってお揃いで注文しました。色は黒に近い濃紺です。オーダーで糸の色も選べたので赤にしました。使うほどに艶が出てきます。(撫でたくなるんですよねえ)
※ 下に敷いてあるオレンジ色の物は、なめし革のマウスパットです。
左のチェック柄は布地で本屋さんで買いました。さらっとした手触りなので、汗ばむ季節は革よりいいと思います。ブラウンとベージュは通販で見つけた羊革で紐付きです。同じデザインのキャメル色を友人の誕生祝いにプレゼントしました。羊革特有のやわらかい肌触りがたまらなく、やはりついつい撫でてしまいます。
右の栞は、ハガキを鉛筆模様のワックスペーパーでくるんで作りました。穴には革紐を通しました。ワックス加工が正解で、汚れが付きにくく丈夫にしてくれています。
グリーンスタンプ・ブルーチップ
断捨離中に、袋に入ったグリーンスタンプとブルーチップが、ごそっと出てきた。
母が地元の商店街で買い物して集めた数十年前のものである。切手のようなシートを冊子状の台紙に貼り、冊数に応じてカタログ商品と交換できるという仕組みで、父や私も貼り付けを手伝った記憶がある。取り合えず、と袋に貯めて仕舞っていたのを母はすっかり忘れてしまっていたのだろう。
冊子のホチキスは錆びて脆くなっており、貼ったスタンプは剥がれかかっていたり、貼ってないスタンプも沢山あった。かなり昔のもので期限切れだろうとゴミ袋に入れかかったが、一応と思いインターネットで調べてみた。
そもそもグリーンスタンプもブルーチップもあるのかな、と思いながら検索したら存在してました(ごめんなさい)。今はウェブポイント主流ですがカタログ商品交換制度成立していました。ただ、アナログな紙式は?と調べたら何と!【期限なし】とのこと。
捨てないで良かった~、とばかりせっせと貼り付け作業開始。内職しているような気分でしたが、貼り終わって計算してみると2万5千円位の買い物ができることがわかった。本当に対価になった。そして選んだのが、前から気になっていた次の商品です。
※画像はメーカー公式HPより引用
■左:アラジンのグラファイトグリルトースター(関連記事5月30日のブログ参照)
■中:アイリスオーヤマのシュッレダー(個人情報書類を裁断したかったので)
■右:MOZの珪藻土バスマット(タオル地から洗濯不要の珪藻土に変えたかったから)
■写真無:ジェフグルメ商品券(上記購入余った分で2500円のお食事券もGET)
数十年の時を経て母の買い物の成果がようやく遂げられ、私の元にやって来た。
母が残してくれなっかたら当分手に入ることはなかったモノ。今のようなポイント制だったら見つけることも、見つけても何十年も経った今なら恐らく期限切れだったろう。母とグリーンスタンプ・ブルーチップの無期限制度に感謝したい。アナログもいいものだ。
介護施設のオンライン面会
関東圏・北海道を除く全国で緊急事態宣言が解除され、段階的にではあるが営業自粛も緩やかになってきました。大阪では居酒屋など時間制限が解かれる一方、クラスターが発生したライブハウスやスポーツクラブなどはまだ自粛要請をしているようです。
そんな中、病院の入院患者や介護施設入所者との面会禁止の解除には、どの施設も苦悩されていることと思います。高齢者や持病者が多く、商業施設以上にクラスター発生率や死亡率が高いからです。また、診察・看護・介護を担当する職員が感染した場合、簡単に代替要員が居ない事からも、面会禁止解除の決定は大変難しいところでしょう。
父とは3月中旬以来、2ヶ月間面会出来ずにいましたが、介護施設から「オンラインでの面会始めます」と連絡があり、先週父とタブレットの画面越しに面会を果たしました。週に2回ずつ訪問していたので2ヶ月も会わないのは人生で初めての事、画面越しでもあり、私の事解るかな?と不安でしたが、スタッフの方が「○○さーん、誰だかわかりますかー?」と聞いてくださり、父が「娘」と答えてくれた時には胸が熱くなりました。生身ではなくても、映像で表情を確認でき声を聞けた事で、とても安心しました。
介護に係わるスタッフさんにはリスクの高い業務をされている中で、このように家族に気を配っていただき、本当に感謝です。ありがとうございました。
今度は叔母さん(父の妹)とオンライン面会してもらおうと思っています。
ウランちゃんフォーク
1年ほど前に断捨離しようと食器棚の引き出しを整理していた時、ウランちゃん*1フォークを発見しました。
子供の頃に使っていたものだし、フォークは他にもあるので処分の方に分類しても良かったのかもしれませんが、何か半世紀以上も前のノスタルジックでレトロ、骨董価値みたいなものを感じ、捨てる気にはなれませんでした。
子供用のためフォーク部分が小さくあまり尖っていないので、デザート用として日常使いしています。
今日はニューヨークチーズケーキを買ってきたので、このウランちゃんフォークで美味しくいただきました。(陶器の皿は父の自作です)
テヌイノマスク作ってみた
わが家では風邪対策だけでなく親の介護施設面会時の必須アイテムとしてサージカルマスクをストックしていたので、コロナ騒ぎ初期の時に慌てることはありませんでした。
が、3月に入ると菅官房長官の月6億枚生産の話も空しく、どの店の棚も空っぽ。
おまけにネットでは今までの5~6倍の高値。
これなら洗濯して繰り返し使える布マスクの方がいいのではないかと思い、作ってみることにしました。アベノマスク配布宣言前の事です。
今まで手縫いで13枚ほど作りました。その一部をご紹介します。
上のマスクのポイントは内側のミッキーとミニー柄。家にあったガーゼハンカチを再利用しました。他の人からは見えないので大人でも気分が上がります。
下のマスクを作ったきっかけは、小池都知事が装着していた白いレースのマスクが涼し気で素敵だったのでローンのブラウスを再利用。同じデザインでも上品な感じに。
今、大臣風マスクと呼ばれているスタイルのマスク(写真上下2枚の上)は西村大臣が装着する前には作っていました。他に、サージカルマスクを参考にプリーツマスクや不織布などを入れられるポケット付きなども作ってみました。
いくつか作ってみての感想ですが、写真の立体マスクはどちらも顔にフィットしますが、より短時間で出来るのが大臣風マスクでした。プリーツマスクはプリーツ部分を押さえ縫いすると型崩れしにくいですが手間がかかります。不織布より厚みが出る分鬱陶しい感じもします。マスクの内側は肌触りの良いガーゼがいいと思います。
ミシンで縫えばより早く綺麗にできるのでしょうが、自分や家族が着用する分には手縫いでも十分です! “STAY HOME” で、おうち時間だけはたっぷりあったし、ひと針ひと針チクチクと縫い上げる時間さえ楽しめました。
<マスクが手に入らない全国民に繰り返し使える布マスクを配ります>のアベマスク。2ヶ月になろうとしていますが今だに届いていません。
その間にテヌイノマスク13枚出来てしまいました(自分用と親類に提供)。
何だか、🐇(アベノマスク)と🐢(テヌイノマスク)のようです。
時短!ガス乾燥機の勧め
「休みの日に溜まった洗濯をしたいと思ったのに、また雨・・・」
「明日着ていきたい服だけど今からじゃ間に合わない」
「雨ばかり続いて部屋干しで臭いも気になる」
「仕事に行く朝は干す時間さえ勿体ない」
「冬の朝、洗濯干す時手がかじかむ」
「朝、すっぴんで干す時日焼けが気になる」
「外に干して出掛けたら雨で濡れてしまった」
「クリーニングに毛布持って行くのが大変」
「乾燥機にかけても中々乾かずイライラする」
洗濯~乾燥に於ける家事負担は相当なものだと思います。ある調査によると、6割位の家庭で洗濯乾燥機を購入しているのに、屋外干し約8割、部屋干し半数近く、乾燥機を使用しているのは1割にも満たない、というから驚きです。わが家では洗濯後の乾燥としてガス式乾燥機を使用しています。電気式に比べてガス式を導入している人の割合は少ないと思うので、参考にしていただければと思います。
部屋外干しが出来なくなったわけ
以前は、2階のベランダ(6帖の専用洗濯干し場)に屋外天日干しでした。私が会社勤めをしていたため、ずっと母が洗濯カゴを持って階段を一日2往復していました。
やがて、母の様子を見かねた父が洗濯干しの担当になりましたが、その父も足が弱くなると階段を這いながらの昇り降りとなってしまいました。
出勤前に私が干しても、洗濯の取り込みは結局、父が階段を這って行かなければならず、乾燥機の導入を考えるようになりました。
家庭用ガス式乾燥機の存在を知る
そのような時、オール電化住宅を建築した知人から、ガス乾燥機を使うためだけに敢えてガス(プロパン)の配管工事をしたのだと聞かされました。そこまでしてまでのガス乾燥機って?と、その存在を知ると共に、改めて電気式との比較をしてみました。
そして解った、ガス式の主な長所短所が次の通りです。
■長所
- 乾燥時間が早い。(同じ洗濯量なら電気ヒートポンプ式の約1/3)
- 仕上がりがふんわり(ガス>電気>日干し)柔軟剤要らず。
- 生乾き臭いがしない。(菌の減少率99.9%)
- 洗濯と乾燥が同時にできる。(2回以上の洗濯に時短)
- 糸くずフィルターが前面にありお手入れが簡単。(電気式は奥)
■短所
- 電気式単独タイプよりはコストが高め。
- ガス管接続工事、排湿ダクトの配管工事(外壁穴開け・フード)が必要。
ガス乾燥機は簡単に導入できるか
ガス式の長所は魅力いっぱい。問題は短所をクリアできるか?と言う事になります。
短所1のコストについて
電気式の主流であるドラム式洗濯乾燥機の高機能機種とは殆ど変わらない。
短所2の工事について
ガス管接続は、親戚のガス業者さんに相談したところ、今設置してあるボンベから分岐して乾燥機設置場所まで接続してくれる、との事。(部品代だけで済みました!)
排湿ダクトについては、知り合いの電気業者さんに外壁に穴を開けフードを取り付けてもらえる事になった。(心ばかりの謝礼で済みました!)
これで短所と思われる部分が解決し、導入に踏み切りました。
勿論、わが家の場合は、工事業者さんが良心的な対応で恵まれましたが、わからない場合は、購入するガス会社やメーカーで工事を請け負っていただけますのでご安心ください。料金については家の環境によって違いますので、現場調査して見積もりをいただいて下さい。
いざ、ガス乾燥機を使ってみて
結論から言えば、私にとってはいいことしかありませんでした。
- 両親が階段の昇降から解放された。
- 乾燥時間がビックリするほど早い。
- 洗濯と乾燥が同時にできる。
- 昼でも夜でも一日何回でもできる。
- 雨や雪など悪天候に左右されない。
- 下着など見られずに済む。
- 花粉や虫の心配が要らない。
- 背の低い私でも簡単に届きお手入れ簡単。
- ふんわりするので柔軟剤が要らない。
- 柔軟剤・クリーニング代が掛からなくなった。
- ガス料金は1ヶ月1000円増えた程度。
などなど。特に電気乾燥機との大きな違いは、ガスの力で乾燥させるためとにかく早い(電気式の1/3~1/5位の時間)というところです。わが家では普通の洗濯量で30~40分、量が多い時や毛布など厚手のものでも50~60分ほどです。乾いたバスタオルなどを入れると水分を吸ってくれることで時短になります。
時短で洗濯物が乾いてくれれば、屋外や部屋干しする家庭もぐっと減るのではないでしょうか?共働き家庭ならば、朝食前に洗濯して出掛ける前に乾燥が終わっていたり、夜入浴中にその日に脱いだ服を洗濯し、就寝前に乾燥まで終わっていたり、と言う事もあるでしょう。
早起きだった母が元気な頃は、朝食前には洗濯物を畳み終えていたものです。今やどんなにお天気がいい日でも乾燥機に頼りっぱなし、ガス乾燥機のない生活なんて考えられません。雨の休日、普段の洗濯に加えシーツや毛布・こたつ掛け・座布団カバーなど6回も洗濯をしたことがあります。雨の日に6回もの洗濯・乾燥が可能なのです。
これから来る鬱陶しい梅雨は、ガス乾燥機の有難さをしみじみ感じる季節です。
※因みに、ガス衣類乾燥機メーカーは、リンナイ のみです。